あるサラリーマンの冒険的旅行ブログ

とあるサラリーマンの印象的な旅を綴った記録です

ディープなインド旅行1日目@コルカタ

先の投稿で両替した件を忘れていた。


空港出口の両替所で2万円を両替して、10,350ルピーを手にする。


空港の両替所のレートは一般的に悪いのだが、いつぞや市中の両替所(銀行)で両替に「中国人が必要」なイカれた経験をしたので、多少レートが悪くともまとまったお金を両替しておく主義に転換した。


為替レートは1ルピー=1.8円くらいなのかな?

と思って検索すると1.6ルピー。ん?


2万円を両替すると16500円相当になってしまった。何でや❗️レート悪すぎだろ❗️


と思いきや内訳に税金が中央政府、地方政府でそれぞれ9%、計18%取られていた。

国家ぐるみのぼったくりか、やってくれるね。


とりあえず中心街に行こうか。

電車で行こうかと思ったが、本数が少ないのと駅に人影が少ないみたいなのでとりあえずタクシー配車アプリのUBERで行くことにする。


駅まで少し外を歩いた中でもインド独特の「すえた」臭いが鼻に付く。すぐ近くにそんなゴミが散乱しているわけでもないのに。同じ地球なのに。謎である。

(この時はそう思った)


中心地の安宿街サダルストリートに到着したが、ピンチに気づきスタバに駆け込む。


電池がない。


持ってきたバッテリーの容量が中途半端なのもあったが、明らかに1日過ごせるだけの携帯とWi-Fiルータの容量が朝の時点で不足していた。


ちなみに俺のこの一人旅で携帯とWi-Fiルータの電池が切れるとジ・エンドである。


現在地わからない、目的地わからない、タクシー呼べない、万一の宿泊先のネット予約できない、わからない英単語調べられない。。そんなで2時間ほど強制ストップがかかり、飯を食いつつ気長に待つ。


さてとりあえず、今日は流石に市中で野宿するわけにはいかないので、まずは宿探し。

事前に評判の良かった二件の安宿をとりあえず回る。

俺が「いることになっている」Timestar hotelもその1つだ。


だが、どちらも一杯だという。安宿街はすぐ一杯になるという事前調査通りだ。


やむなくAirbnbを使って今日の空室を探す。

歩いて1時間ほどのところに民家の空き個室を借りることができた。


おっちゃんの英語が半分ベンガル語なのか、俺の耳が悪いのか定かではないが、えらくコミュニケーション取りづらいのはご愛嬌。


さて、今日やらなければいけないのは明日の目的地に向けて列車を予約することだ。


列車のチケットは「駅で取るもの」という常識はコルカタでは通用しない。

別の場所にある外国人専用カウンターに行く必要があり、そこに向かう。


ん?列車の看板が目印って書いてあったが、ビリビリに破けている。(📷)移転してたらやばいぞ。あ、一応foreign tourist bureau って書いてあるからオーケーか。見づれえ。(📷)


こっからが大変。

パスポートのコピーを取ってこいと言われ、向かい(opposite)を指示されるも屋台しかない。


「無いんだけど」

「すぐ近くだよ」


もう一度よく探したら、斜向かいのビル内の死角にあった。

向かいじゃないやんけ❗️


ボールペンも無い。近くの兄ちゃんに借りる。(結局もらう)

その後は受付のおばちゃんに怒鳴られながらフォームを記入。


「ここ書いて❗️」

「サインよ❗️サイン❗️」


はぁ。

旅行をするといつもおばちゃんに怒られる。


料金は

エアコンつき1600ルピー(2560円)

エアコン無し600ルピー(960円)


エアコン無しにした。何で旅行になるとケチなんだろう。貧乏旅行記の見過ぎか。。


ともかく無事にチケットをゲット。


このあと、大して行きたいところもなかったが、来る途中に白い大理石の綺麗な建物を横目にした。調べるとたしかにガイドブックにも載っていた。

よし。そこに行こう。


歩いて行く途中、分岐する道を間違えてしまい、大きく遠回りをすることになってしまった。まあ、それはいい。


途中聖なる川ガンジスの支流であるフーグリー河で沐浴する様子を見た。

濁りがひどいがそこは聖なる川。汚くはない(精神的に)。俺は入らないが。


観光地たるモイダン公園の裏手の道は人、人、人。そして、ゴミ、ゴミ、ゴミ。

誰か掃除しようという者はいないものか。


さらに進むと途中の道路に犬の死体が転がり、内臓も(ry

「うっ」と視線を道路から外した刹那、反対側の草むらにも毛の生えた何かの生き物の死体が横たえていた。


地獄である。


そして目を背けながら先に進むとほぼ車専用でインド人も歩いていない道に入ってしまった。


戻りたいが、戻ると地獄。


まさに、進むも地獄 退くも(ry


ともかくも目的のビクトリア・メモリアルに着いた。(📷)


タージマハルを模したその建物はビクトリア女王が1901年に亡くなった後、その功績を讃えるために15年掛かりで建てられたもの。コルカタのランドマークになっている。


受付に行ってみる。


・入場料(博物館になっている)+庭園: 30ルピー(48円)(インド人)

・同上: 500ルピー(800円)(外国人)

・庭園のみ: 10ルピー(16円)




庭園。


広い庭園の芝生に寝そべって昼寝し、ゆったりとした時間を過ごす。

日本でもしばらくこんなことなかったなぁ。


しばらくしたらスコールが降ってきた。まずい。木陰に避難する。


スコールの勢いは大きく、木陰も関係なく雨に降られた。こんなびしょ濡れになったのも久しぶりだなぁ。


コルカタの喧騒を離れた落ち着きのひと時を過ごし、気持ちよくそこを出口から後にしようとしたその時。


野良犬同士が交尾をしていた。


(あっ、俺コルカタにいたんだ)


その後はショッピングモール内のフードコートで夕食をとり、帰りにビールを買って宿に帰った。


おっちゃんが出迎えてくれて、オススメのテレビを紹介してくれた。

全然興味ないけど、「オッケー、オッケー」って言ってたら自分が隣のベッドで見始めた。

「お前が見るのかい❗️」


「出てけや❗️」とも言えず、隣のベッドでこの日記を書いていた。


さて明日はどんな日になるのかな。


1日目終わり